建設業許可の申請に必要な主な書類一覧と集め方のポイント【2025年版】|出雲市の建設業者向け

はじめに
出雲市で建設業を営む個人事業主や法人の方へ。
「そろそろ建設業許可を取りたいけど、何を準備すればいいのか分からない」とお悩みではありませんか?
この記事では、島根県で建設業許可を申請するために必要な書類と、書類の集め方・注意点をわかりやすく解説します。
初めての方でもスムーズに準備が進められるよう、出雲市で実際に申請を行う場合のポイントも紹介します。
建設業許可とは?簡単なおさらい
建設業許可とは、一定規模以上の建設工事を請け負う際に必要な許可です。
1件の請負金額が税込500万円以上(建築一式は1,500万円以上または延べ面積150㎡以上)の工事を行うには、原則としてこの許可が必要になります。
島根県(出雲市)での建設業許可申請先
出雲市を含む島根県内の建設業許可申請は、県の各県土整備事務所で行います。
建設業許可申請に必要な書類一覧(一般建設業・新規)
以下は、個人事業主または法人が一般建設業の許可を新規取得する場合の主な必要書類です。
このほかにも、ケースによって必要な書類が追加されます。
主な必要書類一覧
書類名 | 説明 |
---|---|
許可申請書(様式第1号) | 主な申請用紙。県の様式を使用。 |
営業所の写真 | 外観・内部・看板・机・棚など。事務所性が確認できる写真が必要。 |
住民票(個人・役員) | 個人なら本人の、法人なら役員全員分。マイナンバー記載なし。 |
身分証明書(本籍地の市区町村で発行) | 破産歴や禁固歴の有無を証明。 |
登記簿謄本(法人) | 法人の場合のみ。 |
納税証明書(県税) | 未納がないことを証明。出雲市なら島根県出雲県民センターで取得可。 |
経営業務の管理責任者の証明資料 | 該当者の職歴や請負契約書など。実績を証明する必要あり。 |
専任技術者の証明書類 | 資格証・実務経験証明書・卒業証明書など。業種ごとに異なる。 |
財産的基礎を示す書類 | 残高証明書、確定申告書の写し、決算書など。 |
使用権限を示す書類(賃貸契約書など) | 営業所の所有・賃貸の証明書類。 |
書類を集める際のポイント
1. 住民票・身分証明書の取得は早めに
出雲市在住の場合:
- 住民票:出雲市役所 市民課で取得可能
- 身分証明書:本籍が出雲市の場合、市民課で発行可
※他市区町村の本籍地がある場合は、郵送申請も検討しましょう。
2. 経営業務の管理責任者・専任技術者は慎重に選定を
- 証明資料に不備があると許可が下りない原因に。
- 建設業で5年以上の実務経験がある人、該当資格保持者がいないか確認を。
3. 営業所の写真は「事務所らしさ」が伝わるように撮影
- 机・棚・電話・FAX・看板などを設置し、事務所としての体裁を整えてから撮影しましょう。
よくある質問(Q&A)
Q1. 個人事業主でも建設業許可は取れますか?
→ はい、取れます。要件を満たせば法人と同じように許可を取得できます。
Q2. 会社を設立する前に申請はできますか?
→ 法人名義で申請する場合は、登記後でなければ申請できません。
出雲市の建設業者の方へ|行政書士に相談するメリット
- 書類作成・収集の手間を軽減できる
- 専任技術者・経営業務の証明が難しいケースにも対応可能
- 事前相談や現地調査も対応可(当事務所では出雲市内全域対応)
まとめ
建設業許可の申請は、単なる書類提出ではなく、実績や資格、事務所の実態など様々な要件を証明する必要があります。
出雲市で許可申請をお考えの方は、まずは必要書類を確認し、早めに準備を始めましょう。
不安がある場合は、地元の行政書士に相談することで、時間も労力も大幅に軽減できます。
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地元・出雲市に根ざした対応で、スムーズな許可取得をサポートいたします。