車庫証明が必要になるケースとよくあるトラブル|島根で行政書士が解説

車庫証明とは?
車庫証明の正式名称は「自動車保管場所証明書」
車庫証明とは、正式には「自動車保管場所証明書」と呼ばれる書類で、車を安全に保管できる場所があることを警察署に証明するための手続きです。自動車を登録する際に必須の書類で、警察署に申請して取得する必要があります。
なぜ車庫証明が必要なのか
車庫証明は、道路上の違法駐車や交通事故防止、消防・防災上の安全確保のために義務付けられています。特に、住宅街や集合住宅で駐車スペースが限られる場合、正しく申請しないと後で問題になることがあります。
車庫証明が必要になる主なケース
新車・中古車を購入したとき
新たに車を購入した場合は、購入後の登録に車庫証明が必要です。ディーラーが代行する場合もありますが、個人購入の場合は自分で申請するか、行政書士に依頼する必要があります。
他人から車を譲り受けたとき(名義変更)
中古車を譲り受ける際も名義変更に車庫証明が必須です。所有者が変わるため、新しい保管場所が確保されていることを証明する必要があります。
引っ越しで車の保管場所が変わったとき
引っ越しにより車の保管場所が変わった場合も、車庫証明を更新する必要があります。旧住所の登録は無効になるため、引越し後15日以内に申請することが法律で定められています。
法人名義の車や営業車を新規登録するとき
法人で営業用車両を新規登録する場合も車庫証明が必要です。駐車場や保管場所が複数ある場合、正しい所在地を申請書に記載する必要があります。
よくあるトラブルと注意点
保管場所の使用承諾書がない
賃貸住宅やマンションに車を停める場合、管理者や大家の承諾が必要です。承諾書がない場合、申請が受理されず手続きが止まってしまうことがあります。
配置図・所在図の不備
配置図や所在図は、駐車スペースの位置や形状を正確に示す必要があります。不備や不明瞭な図面では警察署から差し戻され、再提出が必要になることがあります。
期限を過ぎての申請
名義変更や引越し後、15日以内に申請しなければ罰則の対象になる場合があります。早めに手続きを行うことが重要です。
行政書士に依頼しない場合の手間・不備リスク
自分で申請する場合、書類の書き方や提出方法でミスが起こりやすく、時間や手間がかかります。行政書士に依頼すれば、書類作成・提出・交付までスムーズに進められ、トラブルを未然に防ぐことが可能です。
トラブルを防ぐためのポイント
事前に保管場所の確認をする
駐車場所の広さや形状、出入口の通行のしやすさなどを事前に確認しておくことで、差し戻しのリスクを減らせます。
必要書類を揃えておく
申請書、所在図・配置図、使用承諾書(自認書)、委任状など、必要な書類は事前に準備しておくと安心です。
行政書士に依頼するとスムーズ
書類作成や警察署への提出を代行してもらえるため、平日が忙しい方や手続きに不慣れな方でもスムーズに車庫証明を取得できます。
まとめ
車庫証明は、車を所有・移動する際に必ず必要となる重要な手続きです。新規購入、譲渡、引越しなどのケースでは、書類の不備や承諾書の不足によってトラブルが発生することがあります。
出雲市・松江市で車庫証明をスムーズに取得したい場合は、行政書士による代行サービスの利用がおすすめです。書類作成から提出・交付まで一括してサポートいたしますので、初めての手続きでも安心です。
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代表挨拶
行政書士 糸賀政貴
当事務所では相続・遺言関連業務や許認可業務を中心に、法人から個人のお客様まで幅広いサービスを提供しております。
法律手続きは複雑で負担を感じやすいものですが、分かりやすく丁寧に対応し、安心して進められるようお手伝いいたします。お困りのことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
略歴
・島根大学法文学部法経学科を卒業。
・裁判所事務官として鳥取地方裁判所に勤務。
・幼稚園教諭や放課後等デイサービス支援員を経験した後、行政書士として活動中。

